地域: 篠山城跡周辺 記録者: きしやん (登録日: 2017/01/24 更新日: 2019/07/04)
大寒も過ぎ、立春を待つばかりとなりましたが今年の雪はなかなか手強いですね。ちなみに大寒とは二十四節気の第24番目。その名の通り、もうめちゃくちゃに寒い!!先週からの大雪がまだ残ってる状態で「たぶん何もないだろうなあ・・・」と半ば諦めつつ上がってみると梅が芽吹きを始めてました。ご覧のように積雪はまだ15センチくらいはあったでしょうが、それでも春の兆しを見つけると、なんだかほっこり気分♪正月の「寒の入り」から、ますます寒くなり武道ではこのころに寒稽古がありますね。期間としての意味もあり次の立春(今年は二月四日)までをこう呼ぶことも。二十四節気とは古代中国から続いている暦の一つで1年12カ月を24の節季に分け、季節の基準点にしたものだそうです。そういえば今もテレビなどの天気予報でたまに引き合いに出されますね。時代によって太陰暦、太陽太陰暦、太陽暦と変わってきてますが、二十四節気は太陽を基準とするので殆ど狂いがないそうですよ。映画「天地明察」では当時の太陰暦が1年354日で太陽暦と比べて約11日も短く、3年過ぎると約1カ月のずれになることを問題視して、改暦をある和算の天才に託した物語で僕的にはここ数年での邦画ランキングの上位作です。あの当時、正確な時計や測位技術もなかった時代に暦を独占していた公家よりも数段に日食を予測したのは素晴らしいの一言に尽きます。ただ物語では理論が確立するまでになんと3回も(幕府の要人などに)宣言しておきながら日食を外しているんです。あの時代だったらまず切腹もんだと思うんですが、それを庇ってくれた会津藩主や水戸光圀公(黄門様)の度量のほうがマジで凄いなあ〜って思うんですがねえ。。。
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